昨年末からずっと悩んでいたホイール購入。
正直フレームを選ぶときより悩みました。
悩みに悩んだ末、フルクラムのレーシングゼロc17を購入したのでその経緯をば。
レーシングゼロに決めた理由
アルミかカーボンか
まず価格帯と性能を考えて、アルミホイールのミドルからハイエンドが範疇になるかなって。
カーボンディープとか、それはもう喉から手が出るレベルで欲しいけど、カーボンなので普段使いに気を使うし、もれなく高いので、万が一釘でも踏んで穴でも開けようものなら1ヶ月寝込むレベルで落ち込むこと受けあいです。
ということで、アルミホイールに決定します。
目的はカッコよく、そして坂を楽に。高速巡航性は欲しいけど、ディープリムはカーボンの範疇かなって。アルミでは重くなるからね。坂か平坦かと言われれば、坂を楽に登りたいというほうが希望として大きい。
候補
カンパニョーロ Zonda c17
ザ・定番。
最近c17にワイドリム化したことで、定番ではなくなったという話も。
ワイドリム化に伴って重くなってしまったということが要因。
そしてデカールデザインがかっこ悪くなったという意見が大半。
Mavic キシリウムエリート
リムが軽くて坂が得意。そして丈夫。リムは最高。
ハブがクソとも言われるけど、それはスタンド上での話で走れば分からないとも。
wiggleを始めとした海外通販で販売していないことから高くなりがち。
そして前にphoshopで合成して黄色のワンポイントが微妙ということもマイナス評価。
いいホイールなのは間違いない。
フルクラム レーシングゼロc17
アルミホイールの最高峰のひとつ。これを買っとけばアルミホイール沼は終わるらしい。
本来は10万超えだけど、海外通販だと割引が大きくて安くなるので、「Zonda買うんだらあと3万追加してこっちが良いんじゃない?」と思わせる魔力を持ってる。
見た目良し。
硬いと評判なので剛性は高いけど、それが足にくるという意見も。
剛性は高いほうがいいのか
剛性が丁度いいと言われるZonda。
しかし体重が重かったり、登坂でダンシングするとヨレるという意見も。
対してまったくヨレない、しかし硬すぎるため足にくるというレーゼロ。
どちらを選ぶべきなのか。。。。。
体重が軽く貧脚の管理人にはおそらくZondaかと思う。
まずヨレるようなパワーはかからないんじゃないかなって。
しかし、↓のRazhaのインプレ記事を読み返して立ち止まった。
http://www.cyclowired.jp/news/node/159405
これは管理人がRazhaを買うときに何度も読んだ記事。
ふたりのプロがインプレする中で、ふたりともこう言ってることに気づく。
「アルミスポークの高剛性ホイールに交換すれば」
!?
インプレを要約すると、Razhaというフレームはガチガチな剛性ではなく、それが乗りやすさに繋がり初心者に乗りやすいモデルになっているという話をしてるんですが、
どうにも遠回しにやんわりと「剛性足んねーよ」と言われている気もしてくる。
そこをホイール剛性を上げればバランス取れるよと言われてる気がしてくる。
そこでいろいろ調べると、柔らかいフレームに柔らかいホイールは力が逃げてしまうのであまり良いチョイスではないということが分かった。
なら、フレームとの相性だけを考えた場合、レーゼロが向いている気がしてきた。
足にくるのは本当か
足に来るのは下死点で更に踏み込んでしまっているから、その反動が足にくるということらしい。
それはペダリングの下手さからくるものなので、ペダリングがうまくなれば問題ないように思う。
またZondaのような剛性が丁度いいと言われるホイールは、踏み込んだ後一瞬遅れてバネのように進むため楽に走れるという感覚があるらしい。おつりがくるとか言われる。
でも踏み込んだ以上のエネルギーが発生することは物理的に有り得ないので、これは錯覚で、変形によって熱エネルギーが発生してエネルギーロスが発生していると思われる。
実際には剛性の高いホイールのほうがエネルギーロスが少ないというのが結論。
というあたりまで調べたところでレーゼロに決定!
PBKで購入
格安のものを見つけ注文
Wiggleの価格を日々チェックしたものの、なかなか8万円を割らない。
しばらく待つかと思っていた矢先、
ProBikeKitでクーポン使用で7万円で買えるのを発見!
関税を入れても7万5千円未満なのでこれは安い!
どうする……!
どうするんだ………!!
結局3時間くらい悩んでポチりました。
しかしPBKは悪評が高く、商品が間違って届いたとか結構聞きます。
そうなった場合、店とのやりとりが全て英語になる上に、返送料を返金するとかしないとか、関税分はどうするんだだとか、面倒くさい。
頼む無事に届いてくれ………!
決済失敗
3月17日注文。同日、決済失敗のメールが届く。
ありゃ、入力間違ったか、と再度決済。
翌日の3月18日、再び決済失敗のメールが届く。
おやおや?
カード会社に電話。
カード会社「不正使用かと思って止めておいてあげたよ♪」
俺「なにしてくれてんの」
まぁ高額のものを買うときはあらかじめカード会社に連絡入れておけってことです。
勉強になりました。
その後決済が無事通り、19日出荷。
トラッキング
海外通販ではご配送とか紛失とかが怖いので、頻繁に追跡システムでチェックします。
ある日チェックすると、「税関で検査中だよ」って表示になったので、「もうすぐ届くのか!」とテンション上げてたところ、どうやらこれは日本での話じゃなかったらしい。
後から知ったんだけど、どうも
オランダ→イギリス→日本
というように経由して届いているらしい。
何がどうなってそうなるのか分からないですが、先の税関っていうのはイギリスの税関の話らしい。
で、その後5日くらいして「飛行機に乗ったよ」の表示が。
よし、これで日本に入って税関通って、そこから2日くらいで届くかなぁ。
と思った翌日。3月30日
いきなり届いた!
慌てるあまり天地もわからず横にして写真を撮ってしまうという。
トラッキングは反映までがかなり遅いみたいです。
関税は3500円。通関料が200円でした。受け取り時にお支払い。
wiggleと比べると遅いけど、でも海外通販だしもともと早さは求めてないから、遅くても安ければOK。
トラブルなく届いて良かった。
開封
しっかり梱包されています。外箱もキレイだったし、中も問題なし。
小袋にはクイックリリースとか、10s用のスペーサー、サイコン用マグネットなどが入っています。
かっこええぇええええ!!!
たまらないアングル。
アルミフリー。プラズマ電解酸化処理で白いです。
リムテープの要らない滑らかなリム。
ホイールが硬いというのがやはり怖かったので、乗り心地がいいということで評判の、
ミシュラン power エンデュランス25c
パナレーサー R’air
をチョイスしてみました。スプロケは105 CS-5800の11-28Tです。
ビフォーアフター
ビフォー
アフター
いいですね〜。
乗り比べてまたインプレしたいと思います。
ところでこのタイヤ、25cといいながら28cくらいある気がします。
おかげでタイヤ履くときブレーキに引っかりました。
もとのタイヤはヴィットリアのザフィーロ25cなので、同じ25cでこうも違うのかと。
またホイールがワイドリムになってしまったので、ブレーキ調整が必要ということが発覚。
楽に履き替えようと思ってスプロケを移植せずに新規購入したんですが、ブレーキ調整する必要があることが分かったため、やはり移植で良かったという事実。
さぁ今シーズンはこれで走りまくるぞぉー!
コメント
めっちゃ楽しかったです☆私もホイール買い換えようと思い、スプロケットも買おうとしてましたw
ありがとうございます!
スプロケはリム幅同じなら買ってもいいかもですが、変わるなら移植がいいですw