ついに買ってしまったレーシングゼロ。
とりあえず履いて走ってみたのでインプレみたいなのを。
結論から言うと、
ものすっごくいいです!
乗る前から違いが分かる!
ホイールを履いて、c17ワイドリムになったので必要なブレーキ調整をして、「さぁ走るか」と自転車を手で押した瞬間。
なんだこれは……!
ものすっごい滑らか!
そんでもって軽い!
すぅ〜っていった!
やばいやばい、まだ乗ってないのにテンションが上がります。
まずハンドル持ってフロントを持ち上げたときの軽さよ。
Razhaってこんなに軽かったっけ?と思わずにはいられない明らかな変化です。
ラチェット音
超静か。
フルクラムのジィーーー!っていう爆音ラチェットが鳴るかと思ってたら、なんならSHIMANOよりも静か。
グリスの状態によって変わるだろうからそのうち鳴り出すのかも。
鳴るのがいいのか、鳴らないほうがむしろグリスの状態がいいのかは謎。
誰か教えて欲しい。
走ってみた
うん、やはりホイールが軽くなったことで漕ぎ出しが軽い!
ギヤを軽くすればどんなホイールだって漕ぎ出し軽くなるけど、完成車に付いてたRS010のときよりも重いギヤなのに軽い。
なので一定速度に達するまでが明らかに早い!
丁度ショップにディレーラーの調整もしてもらった直後なので、もう全てが滑らか!
ちょっとした勾配の坂、例えば、平坦路を走ってたときの慣性でそのまま登ってしまうような坂は、かなりの違いあります。そのまま勢いでいけます。RS010のときは、「うんしょ」って登ってたとこも、グイグイいけます。
峠のような勾配のキツイ坂はやっぱりキツイのはキツイ。でもホイールが軽いので、ギヤが1枚残ります。
いつもだったら「キツイ、あぁでもギヤがもう無い!」だったのが、「お、もう一枚あるじゃん」になります。
ただこれは単純に重さによる違いだと思うので、これはレーゼロじゃなくてもミドルグレード以上なら同じかも。
一番違いが実感できたのが下り!
管理人は下りが怖くて苦手なんですが、レーゼロに変えたところ、
下りが怖くない!
ハンドルからフォーク、ホイール、タイヤまでの一体感が凄い!
以前はRS010にヴィットリアザフィーロ。今はレーゼロc17に「ミシュランpowerエンデュランス」という、ちょっといいタイヤ履いたのも影響が大きいかもしれない。
今回はタイヤのグリップ性能、ワイドリムの恩恵、ホイールの剛性という3つの要素がパワーアップしてるのでかなり大きな違いになった模様。
とにかくバイクコントロールがしやすくなった。
あとダンシングが軽快!
ロス無くグイグイ進むのですっごく楽しくてついダンシングしちゃうw
硬すぎるということはない
よく言われる硬すぎるという評判。
管理人には全く分かりません。ただ、こういうことだろうという考察はできた。
振動吸収性
c17になって25Cタイヤを履くようになったことで、振動吸収性能はアップしている。
ここで硬すぎるというひとつのファクターは解消されたんじゃないかと思う。
振動吸収性に優れたタイヤとチューブを履かせたのもあるかもしれない。
それと購入前にも考察したように、Razhaというフレーム自体が振動吸収性に優れているということ。
Ondaフォークとカーボンの組み合わせは非常に振動吸収性能が高い。
タイヤの空気圧にも気を使ってみた。管理人は体重が軽いので比較的空気圧は低めにしてある。これ以上上げるとおそらく跳ねてしまうので、適正空気圧を知るのは大事かと思う。
足にくるかどうか
よくある「硬すぎて足にくる」という評価。
これも管理人は実感出来なかった。
そういう評価をする人はやっぱり、下死点で踏み込みすぎるとか、下手なペダリングが原因なんじゃないかと思う。
踏まない、引き足をしっかり使ったクルクル回すペダリングができていれば問題ないように思う。
というか、コレが硬いということになるなら、ダイレクトローラーの「Volano」は激硬だと思う。
冬の間ずっとコレを回してZwiftをやってきましたが、これは本当にクルクル回さないとうまくパワーが出なくて進まないし、下死点で踏んだりしたら足にくる。
重いローラーにバイクがガッシリと固定されているからね。力を吸収なんてしてくれなくて跳ね返ってきます。そのまま地面を蹴るようなもの。
これをやって、ときには1日に100kmなんて距離を走ってたので、それが良かったみたい。
おかげで足にくるということも無さそう。
むしろロスなく進んでくれるいいホイールです。
松岡修造的ホイール
http://pds.exblog.jp/pds/1/200702/01/10/a0037910_135898.jpg
ところでこのレーシングゼロ。
回したら回しただけ答えてくれる。
RS010のときは、一定速度まで回すと
RS010「も、もう無理っす(汗 ちょっと落ち着きませんか」
と言われるような壁を感じていたんだけど、レーシングゼロの場合は
レーゼロ「どうしたの!?まだイケるよ!もっと回して!」
と言われているような感じ。
まさに松岡修造。
壁がないのでどこまでもイケるような感じ。
回しても回してもそのままスピードに還元されていく。
ここで回してしまうと確かに壁を突破できるんだけど、心拍と足も限界に達してしまうので、
「軽いんだから無理しない」と自重することが肝心。
ここで回して足が売り切れたというインプレがたくさんあるのも納得。
もしこれが「足にくる」ということだとしたら、そりゃ走り方が悪いよね。
せっかく重いホイールより軽く走れるんだから、その分楽して軽いままクルクル回してればいいかな。
「調子に乗って回しすぎない」が大事。
以上現場でした。1000km程走ったらまたインプレしたいと思います。