仕事を放り投げて100km走ってみた結果

管理人はGWは家族サービスに追われています。

多くのローディーが素敵な陽気の中ロングライドに出かけるこの時期、走れないとあってはTwitterのタイムラインを見て悶々とすること間違いない!

精神衛生上、大変よろしくない!

そこで管理人、頑張りました。

まず5月1日(月)に仕事をコレでもかと言うほど巻く!

そして5月2日(火)一切の仕事を放棄!!!

16時前に帰ればなんとかなるだろうの精神で100kmライドに挑みました!

コース

ルートラボで作ってみました。

途中、張碓峠、朝里峠、名も無き南沢の峠、小林峠と4つの峠を超えるアップダウンの激しいコースです。とはいえメインは朝里峠ですね。

装備

午前9時過ぎスタート、お昼を定山渓で食べて、15時過ぎには戻る予定。

この日の気温はスタート時で8℃。最高気温は14℃の予報です。

風は北風で5m。ちょい強いですが、朝里峠は南に向かうのでむしろ助けになるかも。

インナー+半袖ジャージにアームカバー、下はレーパンにレッグカバーで。

ちょっと寒いので峠下り用にウィンドブレーカーをポケットに入れていきます。

そこまで気温は高くないのでボトルは1本で。

一応塩飴的なものを持っていきます。

また昼間のライドだけど、いくつかトンネルを通るのでライト+テールランプは必須

今回はチューブも2本持って、食事時用の鍵やクリートカバーなども持つのでサドルバッグはMをチョイス。テールランプにもなるので便利です。

ではスタート!

手稲 – 張碓峠

スタートはここ。手稲山ヒルクライムするときのスタート地点ですね。

写真撮って無かったのでストリートビューでw

インナー+半袖ジャージにアームカバーではちょっと寒くてウィンドブレーカーを装備しての走り出しです。

ここから国道5号線沿いに走ります。

冬場の除雪などで道路状態は悪く、交通量も多いので歩道を走るシーンも多いです。

ちょっとフラストレーション溜まります。

そして走り出し3kmで暑くなってウィンドブレーカーとはお別れ。

最初からアップしてから走ればいらんかったか。

張碓峠に差し掛かると、高速道路が陸橋で見えてきます。この高度まで登るわけですね。

実際にはちょっと長い坂くらいなもので、峠というほどではないかも。

あっさりと登りきって頂上の駐車場で水を一口。

今度は坂を下って朝里を目指します。

途中トンネルがあるけど、歩道を走ると広くて走りやすいです。

朝里峠 – 定山渓

さぁ朝里峠を登るぞ!ってところにセイコーマートがあるので補給します。

が、ここで何と立ちゴケ!

左のクリートを外したつもりで外れてなかった……。

駐車してたドライバーに「あ、大丈夫です」と言いながら顔から火が出そうでした……。

しかもチェーンがフロントギヤのロー側に落ちるという痛いトラブル。

傷ついてもうた………。

左膝もちょこっと怪我したけど、問題ないのでチェーン掛けて再開!

ウィンドブレーカーを脱いだらやっぱり寒くて、あったかいドリンクを一本買いました。

このとき、あんまりお腹減ってないしと思って何も食べず、補給も買わなかったけど、後で後悔しました。

定山渓まで補給ポイントは無いので、ここで絶対に補給を買うべきだし食べるべき

この日は気温低めなのでボトル一本だけど、夏場なら2本満タンにするべき

さぁ補給が済んだら走ります。あの山を超えて行くのです。

序盤はそれ程斜度もキツくなくて楽に登っていける感じ。

すぐに朝里ダムのループ橋に到達します。これを登っていくわけですな。

写真撮ってたら軽快に登っていくおっちゃんに追い越された。速いのー。

ところで管理人は高所恐怖症なんですが、ループ橋がヤバすぎました。

もうずっと玉ヒュンしてて………。

こんな細っそい橋、今地震でも来たら倒れるんじゃないかとか思ったらダメなんですね〜。

おかげで怖さから渡りきるまでめっちゃ回してしまって軽くバテましたw

登りきったところで記念撮影。

エメラルドグリーンの湖面がキレイです。

さてここから斜度は本番。つづら折りも出てきます。

高度が上がるので気温下がるだろうと思っていたけど、登ってみると無風に!

気温も下がらず汗をかくくらいには暑くなりました。

ループ橋再び。やはり玉ヒュンが止まらないw

暑いと思っているとトンネルが。

このトンネルの中が天然の冷蔵庫状態で涼しい!!!!というか寒いくらい。

いい具合にリフレッシュできます。

道も乾いてて車もほとんど通らないのでとても走りやすい道でした。

悪路も無いです。

頂上が見えてきた!

ここからはダウンヒル!

思いのほか暖かいので、結局ウィンドブレーカーは着用せずに下ります!

車通りもほとんどないので安心デス!

で、ダウンヒルが楽しすぎて全然写真撮ってないんですwすみませんw

途中国際スキー場があったりして止まろうかとも思ったけど楽しすぎて止まれませんでしたw

だって15kmくらいずっと40km/hで走れるから!!

だって15kmくらい景色もずっと最高だから!!

だって15kmくらい車もほとんど通らないきれいな舗装路だから!!

最っ高でした!!!!!

というか「さいぃっっっこうぅぅううう!!!!!」ってリアルに叫んでました。ストリートビューだと分かりにくいけど湖面がエメラルドで、山肌は白くて、もう本当にキレイ。自分はいま一体どこの国を走ってるのか分からないくらい素敵な景色でした。

あぁ、自転車ってこういうところを走るためのものだよなぁとか思いました。

途中トンネルもありますが、交通量が少ないのでそれ程怖くはないです。

ただテールランプは必ず点灯させましょう!無灯は危険だと思います。

まぁね、本当に楽しかったわけなんですが、国際スキー場を超えたあたりから凄く空腹感が出てきまして。

とにかく何か喰いたい!という気持ちで一杯でした。

補給買っておけば良かった……。

距離的にハンガーノックになる程じゃないし、ただの昼時の空腹なんですが、辛いものは辛いです。

塩飴タブレットを5個くらい一気食いして誤魔化します。

定山渓

定山渓に到着。

一目散に狙ってたパン屋さんに向かうも既に売り切れ!

もう空腹がマジでヤバイと思った。

まったく未定になってしまったのでとりあえず定山渓温泉方面に向かい、目についた定食屋に駆け込みました。

お邪魔したのはこちら「紅葉亭」というお蕎麦屋さん。

しっかり地球ロックできる場所があるので助かります。

天ざる蕎麦(大盛りで1,200円)

なんと北海道の特産「ギョウジャニンニク」とワカサギの天ぷらをサービスで付けてくれました!

空腹もあってかめっっっっちゃ旨かったです!!

「今日は走ってて気持ちいいでしょー?」「はい、最高でした。朝里峠越えてきたんですよ〜」なんて気さくな会話がありました。

そしてすぐ側にある足湯でちょっとだけ休憩。

このあたりで仕事のメールが来てることに気づいてちょっと焦る。

さぁここからは帰宅ルートに入ります。

ところでここから230号線で藻岩真駒内方面を抜けるのが通常ルートなんですが、小林峠に向かうので車通りの少ないショートカットをしようということで、南沢を抜ける予定でコースを作りました。

これが失敗だったかも……。

南沢 – 小林峠

230号線から南沢への分岐に入ります。

ここが結構アップダウンがあってキツイ。

そしていざ小林峠へ抜ける道へ入ると、そこは名もない南沢の峠。

初めて走ったんですが平均斜度17%の激坂!

距離的には短いものの朝里峠を超えてからのこの坂はキツかった………。

貧脚の管理人には28Tでギリギリ。

うーむ、メインの朝里峠よりむしろこっちのほうが辛い……。

おとなしく真駒内方面に抜けてればよかった……。

なんとか登りきってヘロヘロでダウンヒル。

南沢の住宅街に入ってすぐに自販機でリアルゴールドを一気。

住宅街を抜けて小林峠麓のセイコーマートでおにぎりとプリンをかきこみ一息。

ラストの小林峠に向かいます。

南沢で体力を削られて既に足が残ってない。

新しくできたトンネルを通ってお茶を濁そうかという誘惑に駆られながらそれでもハンドルは山頂へ向かう。

と、ここで風速5mの向かい風が襲う!

心が折れそうになりがら、28Tでめっちゃ低速で無心でクランクを回してゴール。

後は手稲までほぼ下りのみ。お疲れ様でした。

とはいかなかった。

左膝故障

残り5km地点で左膝に違和感。

残り2km地点で痛みになる。

帰宅。歩けないレベルで痛みだす。

どうも終盤、おそらく小林峠後、向かい風に抵抗するために、すでに残っていない足で踏み込んっだため下死点での反動を食らったか……。

あるいは下りで足を伸ばしたまま止めて体重を掛けてたせいで太ももの筋肉が過緊張を起こした可能性。

歩けないレベルだったのでけっこう焦りました。

これを書いてる5月5日(金)時点では既に痛みはないです。

どうも、膝の関節ではなく、そのすぐ上の筋肉が凝固まったせいで、膝のお皿を引っ張って動きを阻害してしまってたようです。

膝のすぐ上にシップを貼ってほぐすようにしていった結果、急激に痛みが緩和されていきました。

膝を守るためにもペダリング大事。

疲れたときこそ気をつけよう。

膝は少し痛めたものの、パンクもなく、最高の景色を眺めながらいいライドができました。

終わってみれば気温も丁度良かった。

時間も予定通りでした。

要所要所で飲みものを買ってたので、ボトル一本の水で最後まで行けました。

反省点①

立ちごけ。恥ずかし。

反省点②

補給は大事。朝里峠前に必ず補給!

反省点③

疲れてきたときこそフォームを気をつけよう。

反省点④

仕事を放棄したツケはその日の夜に。なかなか大変だった。

さぁ。次はどこに行こうか。

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コメント

  1. タクミ より:

    次々色々購入されてて楽しく一気に読ませて頂きました。機材(不要品含め)がどんどん増えていくのはロードではあるあるですね(笑)
    朝里峠は自転車では通った事無いですが結構険しいイメージです。20年前小樽にいましたので結構通ったのですが道路も綺麗になっているのですね。

    • 管理人あるご より:

      ありがとうございます!
      朝里峠、結構走りやすかったので補修されたんでしょうね。
      山肌が雪で白くてキレイで、結構いい時期に走ったと思います。